竜王山 トレッキング
こんにちは
最近は秋雨前線もどこかに行ってしまい毎日天気がいいですが、日没が早くなり仕事終わりの山歩きは厳しくなってしまいました。
低い山しか登ってないのに山歩きができないとにウズウズして、仕事中に外を眺めては「休めば○○山に行けたのに」とか独り言を言ってます。でもいざ休みになると面倒くさくなって家でゴロゴロしてしまい、昼ごろにやっと出かけるのが最近のパターンになりつつあります。
ということで日曜日に、さぬき市鴨部にある「竜王山(161m)」に登ってきました。
「さぬきの森森林浴公園」駐車場をスタート
国道11号線沿いにある、「セシール鴨部物流センター」すぐの信号のない交差点を北上し道なりに約2キロ進めば、道の左側に「さぬきの森森林浴公園」の駐車場や東屋が見えてきます。駐車場は無駄に広く25台駐車できます。
「さぬきの森森林浴公園」がオープン/完成祝う
さぬき市が鴨部、鴨庄両地区にまたがる山林に整備していた「さぬきの森森林浴公園」が完成し、1日に同公園で開園セレモニーが行われた。関係者や地域住民ら約80人が出席し、記念植樹をするなどして豊かな自然と触れ合える新施設の誕生を祝った。
公園の面積は約30・9ヘクタールで、園内にはあずまややベンチを設置した憩いの広場のほか、2本の遊歩道と展望広場を整備。ウバメガシやヤマザクラ、アカマツなどが自生しており、多くの野鳥のすみかにもなっている。総事業費は土地取得費も含め約5億1千万円。
公園用地は旧志度町がゴルフ場などの誘致を目的に1988年に取得したが、バブル崩壊で実現せず、塩漬け用地になっていた。
こういう経緯があったとは・・・ 志度C.C.や讃岐C.C.があるのに、3つ目のゴルフ場誘致ってまさにバブル
駐車場には昼寝中の大型トラック以外見当たりません。
森林浴公園の簡単な地図があります。
竜王山への登山道は道を挟んだ反対側にあります。がしかし通れません・・・
近くに入れそうな所があったので入ってみます。
「もしかしてこちら側の山にも遊歩道をつけるのかな?」と思いつつ進むといましたよ重機が。
重機のすぐ奥のつきあたりには殿様の馬場跡がありますが、お構いなしに遊歩道をつけるようです。
画像では見にくいので文字に起こしてみました。
御 殿 山
松平の殿様のお山
殿様のおいでになるお山から「御殿山」の地名が生まれた。この山の事を別名「官符山」友呼ぶ。
頂上には崩れ落ちた豊島石の祠があり、頂上から五メートルほど下ったところに、西から南へ取り巻くように幅一五メートル、延長八〇メートルに及ぶ広場が草に埋まっている。これが「馬場」である。
松平頼重は慶安、承応、明暦、萬治、寛文年間に一〇数回、この御殿山に狩猟し時には一週間から一〇日も長滞在していた。
狩猟は前記の馬場に竹矢来を組み、大勢の勢子達が猪などの獲物を追い込む。そこを武士達が鉄砲や弓矢、長刀で退治するという手法である。
讃岐国名称絵図に「鴨部城跡、御殿山にあり、鴨部源氏是れに居れり」とある。
この節は誤りで、実際の鴨部城郭は川古蓮住寺の所であろう。
岡村信夫著 「志度の地名史」より
右側には本来の登山道がありました。
左側は一段高くなった所から土砂や石を落とす場所のようで通れません。
しばらく本来の登山道を通り馬場の上に出てくるとまた重機。こいつが土砂を馬場に落としてるんだな。
御殿山山頂に到着
殿様の馬場があったので御殿山という名前になったらしいです。豊島石の祠は見当たらず。
御殿山山頂を越えても重機で切り開かれた道が続きます。
分岐に出ました。右に行くと竜王山。左に行くと小田峠です。伐採されても巻かれていたテープは辛うじて残されています。
とりあえず左折してみる。遊歩道は小田峠まで通すんだろうな。
りゅうごんさんの祠で引き返します。
小田の町並み 奥にはゴルフ場
小豆島も見えます。
鉄塔があるのが日盛山 奥で尖ってるのが五剣山 更に奥に屋島 一番奥はなんだろ?五色台?
竜王山山頂に到着
撮り忘れたため画像はないのですが、遊歩道をつけるため重機で切り開いた道は竜王山山頂まで続いていました。
山頂から先は踏み跡はありますが全く手入れさていません。
ヤブの中にも杭が打たれてるので山頂から先にもひょっとしたら遊歩道をつけるのかも。
途中で踏み跡がなくなり、杭も無くなってしまい迷ってしまったので引き返します。
戻る勇気も必要ですw
茨の攻撃で靴紐やズボンにかなりのダメージを受けてしまいました。
まとめ
スマホに歩く予定ルートの入った地図(画像)を入れてたけど、スマホのGPS機能を使って現在地を表示するアプリはおおまかな地図しか表示できないのであまり役に立たず、結局は踏み跡頼みになってしまっています。
山歩き用のナビのようなものを買うしかないのかなと思っていますがちょっと高すぎます。スマホのアプリでなんとかなんないかなー